皮膚常在菌と美容:バランスの大切さを考える
こんにちは、皆さん!今日はあるがままの自分を受け入れる、というヨガの教えをもとに、美容目線からノンスキンケアについてお伝えしたいと思います。
皮膚常在菌を考えるきっかけ
私は、美容業界に身を置いているので、コスメについては詳しいのですが、2021年1月の寒い夜にオフィスから駅に向かう帰路で、中年の男性に声をかけられました。その方も美容業界に長く携わっているそうで、マスクをした私の顔を見て、「左側のほうれい線が深いでしょ」と言い当てました。驚いた私はその後、2時間ぐらい寒い橋の上で、美容について話を聞くわけなのですが…
最終的に120万を払って一生困らない肌を手に入れる方法を伝授するという流れになりまして…笑)、後日連絡すると言ってその場を離れました。でも、その男性は頑なにスキンケアは不要だと言ったことを繰り返し言っていたのが気になり、調べることに。そして、常在菌について行きつきました。
皮膚常在菌と美容:バランスの大切さを考える
美容において、私たちは化粧品やスキンケアに多くの時間とお金をかけることがあります。しかし、過度なスキンケアが肌の健康に悪影響を及ぼすことをご存知でしょうか?皮膚常在菌という新たな視点から、美肌を保つためのアプローチについて考えてみましょう。
過度なスキンケアのリスク
多くの人々が「きれいな肌を手に入れるためには、たくさんの化粧品を使うべきだろう」と考えているかもしれません。お金をかければ美が手に入る、的な。しかし、実際には過度なスキンケアは、皮膚のバリアを崩す可能性があります。肌は自然なバリアを持っており、その中には善玉菌と呼ばれる有益な微生物も含まれています。過剰な洗顔や化粧品使用によって、この善玉菌も減少してしまうことがあり、肌トラブルの原因となることがあります。
善玉菌と肌バリアの関係
「腸内細菌」という言葉は、今やよく耳にすることがありますが、皮膚にも「常在菌」という存在があります。これは、肌の表面に生息する微生物のことを指します。腸内細菌の理論と同様に、常在菌も善玉菌と悪玉菌に分類されます。肌のバリアを保つ役割を果たすのは、主にこれらの常在菌です。つまり、適切なバランスの常在菌が肌を健康で美しい状態に保つのに重要な役割を果たしているのです。
皮膚と腸内の共通点
驚くべきことに、皮膚と腸内には共通点があります。例えば、免疫システムが密接に関わっていることや、外部からの刺激に対して反応するメカニズムなどが挙げられます。したがって、腸内環境を整えることが美肌にも影響を及ぼす可能性があるのです。
適切なスキンケアと常在菌のバランス
過度なスキンケアを避けるためには、適切なスキンケアルーティンを確立することが大切です。洗顔や化粧水、保湿剤を選ぶ際には、肌のpHバランスを乱さないものや、善玉菌を守る成分を含むものを選ぶことがおすすめです。また、無理な摩擦や刺激を避けることも肌の健康を保つために重要です。
まとめ
美肌を保つためには、肌にとっての最適な状態を整えることが大切です。過度なスキンケアは逆効果になる可能性があるため、皮膚常在菌のバランスを考慮したスキンケアを心がけましょう。肌と善玉菌との共生を大切にすることで、美しさと健康を同時に手に入れることができるかもしれません。ちなみに、私は長いことスキンケアを行なっていません。その方が帰って肌艶が良く、深いシワが解消されました。2021年の冬にあの男性に出会わなければ、疑うことなくスキンケアを重ねて重ねて肌に負担をかけてたかもしれないので、感謝しています。
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